謙虚に日々精進


by mononofu009
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残雪のお山歩

 季節は初夏の如く、でございますなぁ〜。
 冬が遠のくのは、其れがし悲しゅうてなりませず、其れ故、過ぎ行く時間に逆らうが如くの残雪期山行は、切なくも楽しいものでござる。
 
 1、それほどに寒くならないから、装備が減って軽量化できるでござる。
 2、4〜5月は安定した高気圧の配置が続くため、強風の日が、すこぶる少のうござる。
 3、日が長くなってきたので、行動時間に余裕ができまする。
 しかしリスクもござる。雨が降ったり暖かい日には、沢筋や急斜面で、全層雪崩といった凶悪な現象を、懸念致さねばなりませぬ。危険箇所の通過は午前中以内か16時以降が比較的安全でござる。

 楽厳一重が山でござると其れがし心得まする。
 

 さて今回出かけたのは、奥秩父の名峰「甲武信岳」でござる。
 標高2475m、登頂に至る道のりは、厳冬期であっても困難の度合いは低く、比較的に申しますれば、冬山の初心者コースでござるが、北斜面から取付きますると、全登者のトレースが無い場合は、結構ラッセルに泣きまする。
    
 
 
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 道は或るところまでいきますれば、幾度か徒渉を繰り返す場面が出てまいります。そこで、帰りも通る所であり、また後に参られる方々の為にもなりますれば、一石二鳥とばかり、橋に張り付いた雪や氷を、ピッケルでガシガシ取り除きます。

 
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 水を補給中にスヤスヤ〜

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 ようやく稜線上に。

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 稜線上に出るまで、天空開けぬシラビソの原生林の中を、九十九折に登るのでござります。斯様な場所はGPSにとって、従来、不得手の場所と言われておりましたが、新規配備のcolorado300は、誤差数メートルの状態で、現在地を表示致しておりました。生憎、軌跡を消去してしまいましたでござる。
 ポイント登録を行ったのは道の屈曲部で、地図道から外れてる所も有りますが、本来の道が地図道と異なっている為に、起った表示でござります。
 
 其れがしが欲したのは、自分が何処にいて、どの方向を向いていて、目的地は何処かを知る機能であり、地図とコンパスでは話にならない状況で、colorado300は使える!斯様な期待を持ち得たテストでござりました。
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 稜線から少し参りますと、急登が出て参ります。
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 そして頂上へ。
 この日は遠く、北アルプスの全山が見えたでござる。
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 頂上から100m程下りますと、テント場のある「甲武信小屋」がござります。
 小屋のテラス前が今宵の幕営地でござる。
 入念に斜面を平らにするのでござる!
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 帰りはもう一度頂上を越え、往路を戻でござるが、頂上へ向う道は昨日と違った道を使いまする。結構な急傾斜で脚だけでなく手も使うでござる。
 
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 余波惜しい晴天の頂上を後に、下山を開始。
 良き山歩でござりました。
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by mononofu009 | 2009-04-13 20:04 | 山の話