己が道
2009年 03月 12日
竹内殿にお会いした翌日、其れがしは念うところが有り、千葉の成田まで参りました。そこへ向かう途中、遠回りになりますが香取市にある「香取神宮」へ詣で出たのでござります。
この日本の遠く神話の時代、香取神宮の祭神・経津主大神 (ふつぬしのおおかみ)と鹿島神宮の祭神・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は、天照大神の命をもって荒ぶる日本を平定致しされたのでござりまする。以来、経津主大神と武甕槌大神は武術の神様として尊崇されており、武術道場の正面神座に香取大明神と鹿島大明神をお祀り致すのも、その御神徳に与らん為に他なりません。
人、夫々に目指す目標や高みがござろうかと存じます。
それは、形であったり金銭的であったり、または精神の完成であったり、道は様々。
どの様な目標であれ、己の一分を曲げず乱れず諦めぬ事は、余人が侵す事の出来ぬ人の美徳と其れがしは思いまする。
其れがしにも念う高みがござります。
その事についていつか御話出来ればと存じます。
香取神宮に向う前に寄り道しました。
船橋のららぽーとでござる。
ここにある、ペットエコららぽーと店で紘武士君のおやつを買う事が、その目的にござる。
何時もは港北のペットエコに罷り越しておりましたが、また別なるお店に参りますと、何やらいたく新鮮な心持ちが致しまする。
そうした寄り道を一つの道に繋ぎながら、その日本来の目的地に参ったのでござる。
時に回り道は沢山の事を得るでござろうと言うもの、悪くはござりませんなぁ〜。
ところで先日の雪山での道迷いの教訓として、詭道荒技てきな対処法を思い付き、実行致したのでござる。
目下、取説暗記に懸命な其れがしでござる。
其れがしの教訓。
夜の山道で如何しても道の解らぬ時は・・・・・・・星に聞くでござる。
常用致しておりましたグリベルのピッケルに、修復不能なクラックが見つかり悩んでおりましたが、何と!グリベルのベントシャフト「Air tech evolution」を此れもとある方面の方が御融通下されるとの事で、其れがし超感激にござりまする!
ストレートのシャフトも其れがしは好きですが、このevolutionのシャフトが持つ微妙なカーブが、岩等にブレードを引っ掛ける際にとても都合が良うござりまして、そう言った意味ではアイスアックスに近い使用感と言えるでござる。
御融通頂いたevolutionの前のモデルの53cmを、其れがしの妻が愛用致しておりまして、たまに其れがし借りた時には、重宝この上なき道具と思うておりました。
さらにモデル進化を果たせしevolutionは、グリップ部にラバーを用いた事と付属のリーシュバンドにより、より確実な操作感をもたらし、益々アックスの使用感を持った素晴らしいピッケルになったでござる。
其れがし、手持ちのナイロンテープでリーシュバンドを自作中でござる。
とまれ、ピッケルは冬山の登攀に無くてはなら道連れ、時に道を外さぬよう支えてくれる存在でござる。
道・・・一人で歩いている様でも様々な援助加護あればこその歩みでござれば、その事に留意感謝を忘れぬ事こそ、己の道の歩みと存じてござります。
by mononofu009
| 2009-03-12 15:17
| お出かけ