謙虚に日々精進


by mononofu009
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ:大切な事( 5 )

武士の心得

c0108806_12573944.jpg


其れがしが尊敬する、無敗の剣聖「塚原卜伝」殿が武芸者の心得として書き残した、卜伝百首というものがあります。
その中にある、
「武士(もののふ)は寒さ暑さの分ちなく山野をかけて身をからすべし」
は、其れがしが好きな一首でござる。


武教私言という、戦国時代に書かれた本が有り、その中に、廻国修行(武者修行)をする者の訓示が記されておりまして、それを武者修行 七難と申しまする。

一、寒天、炎暑、風雨に身をさらして、
  峻山難路を歩行する。 

二、草野に臥し、山に寝る。

三、路金・食糧も貯えず、飢えをしのぎ、
  寒さは衣服だけでしのぐ。

四、合戦があれば、
  陣場を借りて手柄をあらわし、
  武芸者に逢えば立合勝負を決し、
  あるいは辻斬り、強盗を切り伏せ、
  取り籠もる者を捕える。

五、悪霊のこもる場所、
  あるいは妖獣悪蛇の棲むところを往来する。

六、囚人となって下獄し勇力智弁をもって脱する。

七、わが身を卑賤に落とし、
  農民のもとで草鞋を作り、
  土を耕すなどして、渡世する。 


400年前の文明レベルからすれば、難行苦行、中々、ワイルドな内容で御座る。
其れがしは、三十路に入りかける頃、この心得を知り、
現代の社会背景を鑑み、可能な限り、実践を心がけておりまする。
しかし、まだまだ未経験な事もござって、
例えば、強盗や通魔、悪辣な立て籠りには、中々、出逢いませぬし、山野を行く時は大抵、昔は兄コブが、今はチビ坊がいますので、ヤバそうないわく付きの場所でも、悪霊や物怪に迷わされる事等、一度も御座いません。

(犬は古来より、神の使い、聖獣とされています)
また、ここ十年余り、俗に言う「収穫泥棒」なる者が横行しているので、飛込みで農家の方に、御世話になるというのも、超高確率で不可能 。

そうなると、
1~7において「実践が可能な」
という事になりまするが、
現代のテクノロジーを反映した道具を持ち、
文明エリアの近傍であれば、訓示上の実践行為は、
単なるバックパッカーにしかならないというのが、
今という時代であり、生業、経済的な理由等々を
踏まえるなら、尚の事で御座る。

そのような訳で、現代の求道者は、修行の場をよりディープに、文明から途絶したエリアへの移行は致し方御座いませぬが、しかしそれは、400年前、世俗と己を切離す孤高の行為と、相対的にはなんら変わらぬ事なのだというのが、其れがしの主観です。

c0108806_13115064.jpg

卜伝百首に、
武士(もののふ)は軍(いくさ)の事を常々に
思いざりせば不覚あるべし
(武士は常に戦いの事を想定してなければ大きな失敗をする)

武士の心のうちに死の一つ忘れざりせば不覚あらじな
(武士は心の内に起る生命ヘの執着を捨てれば大きな失敗は無い)

とあります。

其れがし、経巡る先々の道中や逗留の場において、
あるいは帰宅後も、この訓示を特に重んじ、
日々を過ごしておりまする。

便々と申し上げましたが、上述の諸々こそ、
武士の家系にある其れがしの、心得に御座る。

因に〜卜伝百首に

武士の酒を過ごすぞ不覚なる無下に呑まぬもまた愚かなり

と訓示なされてるので、其れがしも毎度々々、
良い具合になる事を
躊躇いませぬ!

ところで我家の犬士 紘武士君は・・・・
c0108806_14111663.jpg

旅先から戻って参りますと、
行きつけのお店で、次回の廻国の為の、
保存食を注文するのでございました!




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[PR]
by mononofu009 | 2014-11-14 13:53 | 大切な事

心のチカラ

先日の木曜の空手の稽古は、小6の男の子には精神的にキツかったかな・・・稽古終わりの雑巾がけの時、半ベソ・・・なので、「辛いと思ったら、笑ってみるんだよ・・・辛いと思う時程、その気持ちと反対の事をすると、人間、思いもよらない力が出てくるんだぜ!ほら、笑ってごらん!」まだ背の低い、小さなファイターに、そっとアドバイスした。がんばれ!いずれ追い越してくれよ!
[PR]
by mononofu009 | 2013-04-06 19:14 | 大切な事

過ぎ行く2012、来る2013

c0108806_20414581.jpg

 幸いな事に、先日、師走恒例の神社の御参りを、滞りなく、家族で果たす事が出来、嬉しき次第で御座ります。
 今年も我が家族が、息災であるよう、御守り頂いた全ての御力に、感謝の念が堪えませぬ。

c0108806_2055020.jpg



 本年も残すところ、後3時間弱。

 今年は、例年に無く、多くの方々に、其れがしは、筆でも口でも語れない、尊い御尽力を賜りました事、誠に有難い幸せに存じます。
 また旧来よりの、御懇意の皆様方からは、一層の御引き立てを賜りましたる事、身に余る幸甚に、言葉も御座いませぬ。

 皆々様に於かれまして、来年が御多幸でございます事を、心より御祈り致しております。
[PR]
by mononofu009 | 2012-12-31 21:12 | 大切な事
 もうすぐ11月3日。
 それは、チビこぶしの誕生日であり、
 兄こぶしの命日。
c0108806_16492272.jpg

 今日は、Glenn Medeiros殿の、
 Nothing’s gonna change my love for you (変わらぬ思い)を聞きながら、今は亡きあの子の為、一枚描いておりました。
[PR]
by mononofu009 | 2012-10-30 16:44 | 大切な事

3のつく日は

c0108806_1652192.jpg

 今日は、兄コブの月命日。 
 
 さて、6月3日といえば・・・
 今から397年前の今日、大阪夏の陣において、徳川家康本陣を蹴散らし、家康に肉薄するも、志果たせずに、四天王寺側の安居神社にて、その生涯を閉じられた、真田幸村公の命日にござります。

 諸説ござるが、其れがし、敢て、長くこの日本で親しまれてきた、真田幸村公と言う御名で御呼びいたしたい。
 
 念のために申しますと、現存する、些少の記述文書をもってして、当時の人物に対し、伝承逸話の非を論ずる、資料偏重主義を、某は、一切、認めない者にござります。

 僅かに残るピースを集めて、組み立てたパズルなど、所詮、完璧な物にはならないのと同様に、史料を盲目的に拠所とするリアリストも、結果的に憶測からは逃れられず、左様な浅慮で愚かな思考でもって、故人を過小評価する等、それこそ、無礼千万と心得ております。

 あった事は、確かに在った。
 その人は、確と存在した。
 それでいいのです。

 余人が何と言おうと、それでいいと、其れがしは思いまする。


 生物は、死ぬために生きております。
 人もまた然り。
 人は死を、不可避と知りながら、その死がくるまで、喰らい、飲み、欲を満す事に努め、それ故に、理屈にあわぬ理不尽な行為をしてしまうものです。

 醜悪、卑劣、脆弱 迷走、虚偽、愛憎、強欲は、死在るからこそ発する、人の宿命といえるでしょう。そういう生き物なのです。

 故に、より確かであろう事実や真実や教義に、縋りたくなるものです。弱ければ己の信念など、容易く崩れますからのぉ。

 言い換えるなら、何をどう聞かされ、見せつけられても、己に、確固たる信念や初一念があるなら、迷うものではございませぬ。
 
 
 

 荘子曰く。
 鷦鷯 森林に巣うも、一枝に過ぎず。
(森林に棲む鳥もその羽を休めるのは一枝で十分)
 偃鼠は河に飲むも、腹を満たすに過ぎず。
(ネズミが水を求め、川の水を飲んでも、腹一杯が限界)

    
 

 理屈や強欲、虚飾や矜持に拘泥して、雁字搦めで窮屈な人生より、己の初一念にそって、全力で専心する人生の方が、とっても清々しいように思えまする。

 かの幸村公は初一念、真田の武略を世に示さんと、条件の最悪なブレーンと共に戦われ「日本一の兵」と賞せられ、今日尚、多くの尊敬を集められております。

 今亡き兄コブは、倒れるまで家族とともに在らんと自身の意を貫き、病と闘い続けました。
 
 己は何の為に生き、その為に何を成しているか?己の信念において迷いは無いか?
 3日という日は、そう改めて自問いたす日にございますが、今日は幸村公の命日故、平生より尚の事でございます。






======================
[PR]
by mononofu009 | 2012-06-03 18:54 | 大切な事